「Telnet」という言葉を知っている読者は少ないかもしれない。「Telnet」とは「TELecommunication NETwork」の略だ。簡単に言うと他のコンピューターを自分のコンピューターから操作するものだ。プロバイダーなどでホームページを開設している人の中には、この「Telnet」を使ってプロバイダーのサーバーを操作している人もいることだろう。
さてこの「Telnet」は、基本的には文字情報の通信を行うものだ。よってWindowsのようなGUIの画面を使って操作できないので、「Telnet」を使う人は相手先のサーバーのコマンドを操作できる必要がある。一般的に「Telnet」は相手のコンピューターがUNIXの場合が多いため、UNIXのコマンドを知る必要があるので、初心者が使いこなすのは難しいだろう。
「Telnet」を実現するためには、相手のコンピューター側にTelnetのサーバーが起動されている必要がある。UNIXの場合は「Telnetd」というデーモンが起動されている。また、あまり見かけないが、WindowsNT等でもTelnetサービスが起動されているものがあるのだが、WindowsNTの場合はパッケージに標準でついていないので、別途市販品やシェアウェアーなどを入手する必要がある。
ここでUNIXでは「デーモン」、WindowsNTでは「サービス」と表現したが、それぞれのOSで常駐ソフトのことをこのように言うからだ。
また、操作するパソコン側ではTelnetクライントを起動する必要がある。このTelnetクライアントはOSへの標準添付や市販品などを含めると、Windows系やMacOSなど多彩なOS用のクライアントが存在する。ちなみにWindows98には標準で添付されており、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で「Telnet」と入力すると起動される。
一例としてWindows98からUNIXのサーバーを利用する場合を示すと、上記で起動したTelnetクライアントの「接続」メニューの「リモートシステム」を選択し、「ホスト名」に相手のサーバーのIPアドレスかホスト名を入力するとサーバーに接続され、「login」名と「Password」の入力が求められるので、正しく入力すると使用できるようになる。